

タンデムライダーなら一度は考える究極のラグジュアリー・ツール、その名はインカム。
バイクブロスのトップページからツーリング用品→通信・通話機器でも検索できますが、
bluetooth機器のインカムセットは軒並み4万円以上します。
有線モデルはもう少し安いですが、その煩雑さ、無線の便利さにはとうてい敵いません。
また無線なら、グループツーリング時にも威力を発揮します。
そして安全面からもここはやはり無線モデルをオススメしたいところ。
つーかそもそもbluetoothってなんじゃい!
という管理人のような方のために、ごく簡単にバイク用bluetoothインカムの解説を。
blutooth=ブルートゥースとは、電子機器の無線通信の規格のことです。
パソコンと無線マウス、無線LANなどのように、
異なる機器同士を無線でつなぐための共通の規格です。
bluetooth(以下BT)規格の通信機器なら、異なるアイテムでも無線通信が可能です。
たとえばBT規格の携帯電話とヘッドセットを用意すれば、ハンズフリー通話が可能です。
身近なところでは任天堂wiiのコントローラーもBT規格です。
余談ですがBTの名はデンマークの無血海賊王、ブランタンの英名からとられており、
異なる規格が乱立する無線通信の分野を無血統合したいという願いが込められているとか。
BTインカムとはつまり、
イヤホンとマイク(=ヘッドセット)とトランシーバー本体をBT規格で無線通信とし、
ハンズフリーの無線通信・通話を実現したインカムのことです。
ハンフリーがウリなら、これをバイク用のインカムに応用したらよかんべ、
というのが本題のバイク用BTインカム、ということになります。
バイク用インカムは特に双方向通信(片方が話している間は話せないインカムとは異なる)
と、通話ボタン機能を省いた完全ハンズフリーが特徴です。
BTインカムの利点はさらに設定チャンネルを変えることで、
様々な機器と無線通信が出来るというところにもあります。
たとえば1chを仲間、あるいはパッセンジャーとの通話帯、
2chをポータブルオーディオ(これもBT対応でないとダメ)からの音楽、
3chを携帯電話(これもBT対応でないとダメ)からの着信通話、
という風に設定することも可能です。なんて便利なんでしょう…。
しかしですね、走行中に仲間との会話が出来る利点は確かにそうですが、
それ以外の時間は音楽を聞いていたいとかいうなら、
初めからウォークマンでも聴きながら運転して、
仲間とのハンドサインでも決めておいた方が現実的です。
左手ひらひらで「やべぇ、ちょっとトイレ」とか
右手大きく振って「緊急停止」とかね。必要なら停まって喋ればいいんだから。
あとツーリングの最中くらい、携帯に縛られない時間が欲しいです。
そんな重責を背負ってるわけでもなし…。背負ってるなら別ですけども。
となるとやっぱり主な使用は、パッセンジャーとの会話に絞られてくるわけです。
一時買おうかどうか本当に迷った時期もあったんですが、
よく考えたら、初デートでもなければそんな話したい瞬間なんてないし…。
それこそ信号待ちで話せばいいし、後ろにいるんだから緊急なら肩叩いて停まればいいし。
低速ならヘルメット越しでも話せるし…。
そんなこんなで結局買わずじまいでした。
いずれにせよ、用途の割に非常に高額なだけあって、
実装のインプレッションはほとんど見受けられません。
そんなだからパワーメリットがはたらかず、価格が下がらないのかもしれません。
そうでなくとも、もともと無線通信機器は高いですけどね。

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